高野山をもっと知ろう

高野山をもっと知ろう記事一覧

高野山(こうやさん)

高野山は、和歌山県伊都郡高野町にある標高1.000m前後の山々の総称。弘法大師空海が修業の場として開いた高野山真言宗、ひいては比叡山と並ぶ日本仏教における聖地です。現在は「檀上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市として形成をしています。山内の寺院は高野山真言宗総本山「金剛峯寺」をはじめ117...

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弘法大師・空海

707年6月15日讃岐国(香川県)で生まれました。806年に中国に渡り留学期間20年の修業を2年で習得して帰国しました。816年、高野山に弟子を育成する密教道場を建立したのが高野山の開創です。「讃岐うどん」「いろはにほへと」を伝えたのも空海です。四国八十八ヶ所巡りでの「同行二人」は空海と一緒に巡礼っ...

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親王院(しんのういん)

仙台藩御用絵師狩野派菊田伊洲と、その一門による壁絵・襖絵が多数残され、170年近く前に描かれ建てられたそのままの状態で普段の生活が続いています。未だに電気もなく、灯明のあかりのみ。高野でも特に古い様式を残す寺院です。御本尊は不動明王で重要文化財に指定されています。親王院を開基されたのは平城天皇の第3...

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真如親王(しんにょしんのう)

799年平城天皇の第3皇子として生まれました。俗名「高岡(たかおか)親王」と言い垣武天皇の孫にあたる方です。809年に次期天皇候補として皇太子にたてられましたが、翌年、平城天皇と嵯峨天皇の権力争いから藤原薬子の乱(薬子の変)が起きその巻き添えに遭い11歳で皇太子を廃せられてしまいました。その後東大寺...

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奥之院(おくのいん)

弘法大師の御廟と灯籠堂などがあります(世界遺産)奥之院に続く参道には20万基以上の墓石や供養塔があり、武田信玄・上杉謙信・伊達正宗・織田信長・豊臣家ら戦国武将の6割以上の墓所、また、浄土真宗を開基された親鸞聖人・浄土宗を開基された法然聖人や、明治天皇・昭和天皇・など皇室、公家、大名などの墓石が数多く...

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